【転職時期】オススメの活動開始月は何月？転職エージェント人事部長が提案！

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こんにちは、ジンです。

現在転職エージェントで勤務し、コンサルタントや人事部長を経験しています！

わたし自身も1度転職の経験があり、年収約400万円アップすることができました。

転職活動をするにあたり、いつから活動を始めたらいいのか疑問に思ったことはありませんか？

この記事では、人事部の責任者を勤めているジンが「オススメの転職活動開始時期」について提案しています。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

1. 転職活動を始めるのに最もオススメなのは1月
2. 1月がオススメな3つの理由

• 【求職者】新規求人数が124万件と1年間で最も多いから
• 【採用企業】求める入社日が4月1日だから
• 【在籍企業】事業サイクルの都合がよいから

結論＝転職活動を始めるのに最もオススメなのは1月

結論として、最もオススメの転職活動開始時期は1月です。

個々の置かれている状況により差異はありますが、基本的に年間で最もベストなのが1月に間違いありません。

これは【求職者】【採用企業】【在籍企業】3つの要素すべてで転職成功可能性を高められる時期だからです。

1月がオススメな3つの理由

【求職者】新規求人数が124万件と1年間で最も多いから

厚生労働省が公開する「一般職業紹介状況」には、「新規求人数」が掲載されています。

巷では有効求職者数を有効求人数で割った求人倍率で景気を測る、一つの指標とされております。

しかし転職活動で着目すべきは新規求人です。

新規求人とは新たに人材を募集する、できたてほやほやの求人のことです。

一般に新規求人のほうが、既存求人よりも採用企業の「早期に採用活動を完遂させたい心理」が働きます。

そのため採用熱が高く、求職者が受験した際に選考通過可能性が非常に高くなります。

オススメな理由は、この新規求人が1月と2月あわせて124万件と、年間で最も多く公開される時期だからです。

そのため、1月に転職活動を開始することで、124万件という多くの新規求人と出会う機会があります。

かつ選考通過可能性が高いという理由から、1年間で最も有利な時期が1月といえます。

【採用企業】求人の求める入社日は4月1日だから

前提として、求人には採用したい（入社してほしい）日程があります。

それが1年間で最も区切りがいい初営業日4月1日です。

そして当然ながら、転職活動には開始から入社まで日数がかかります。

わたしの実例ですが、転職活動に要した期間は下調べ開始から入社日まで約3か月かかりました。

採用企業にとって区切りがいい4月1日に入社したいとした場合、1月からスタートすることがベストということになります。

【一般的な転職活動開始から入社までの流れ】

1. 転職活動　　　：4〜6週間
2. 現職の引き継ぎ：1〜2週間
3. 有休消化　　　：1〜4週間

転職活動開始から入社まで6〜12週間程度要します。

余裕をもって転職活動をはじめるには「3か月程度前」から活動開始したいため、1月がオススメです。

【在籍企業】現職にとって事業サイクルの都合がよいから

企業によって多少異なりますが、日本企業の多くが1年間を4月～3月単位の事業サイクルで運営しています。

5月や11月など期中に退職されてしまうと、人員の穴を埋めるために多くの社内調整が発生し、立てた事業計画が崩れてしまいます。

人員を含めた組織やプロジェクトなどの年間事業計画は4月から始まるため、新しい事業計画が始まる前の3月や2月の退職は損害や工数を最小限に抑制できるため都合が良いと言えます。

また、退職に要する期間は企業ごとに異なるものです。

退職の申し出を行うと上長、その上長、最後には役員面談といった想定外案件がおきることがあります。

労働基準法では退職日から2週間前に退職の申し出をすれば退職は可能とされていますが、急な退職は会社全体や所属チームメンバーに負担がかかってしまいます。

一般的には退職したい日程から1か月前には上長へ申し出ることが望ましいとされています。

【一般的な退職の流れ】

1. 退職の申し出　：退職日から1か月前が望ましい。（3月31日退職であれば2月28日）
2. 上長との面談　
3. 引き継ぎ
4. 有休消化
5. 退職

まとめ

1年間で転職活動を始めるのに最もオススメなのは1月です。

新規求人数が多いうえに、選考通過率が高く、求める入社日に対して十分な転職活動期間を確保できます。

さらに事業サイクルを鑑みて都合が良いため、在籍企業にとって転職を応援しやすい期間です。

この3つの理由を考慮した上で転職活動を始めて参りましょう。