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こんにちは、ジンです。
現在転職エージェントで勤務し、キャリアコンサルタントや人事部長を経験しています。
わたし自身も1度転職の経験があり、年収約400万円アップすることができました。
転職Tipsでは、転職活動を正しい方向性で突き進んでもらうためのノウハウを発信しています。
ジンさん、読者さんからこんな質問がきてたよ!
応募書類と一緒に送る「添え状」ってどのように書いたらいいのでしょうか?
テンプレがあったら知りたいです。
転職活動では応募書類はメールなどで送るのが一般的なんだけど、郵送を求められることも稀にあるよね。
ビジネスの場では書類を送るときに添え状を必ずつけるよね。
うん。
添え状自体が選考に影響することはないけど、社会人のビジネスマナーとして必要だよ。
そうだね。
添え状のテンプレとかあったら知りたいな!
わかった^^
今回の記事では「添え状・送付状の書き方と注意点」についてわかりやすく解説していくね!
おねがいします!!!
転職活動で「応募書類を郵送される方」もいらっしゃると思いますが
- 添え状・送付状の書き方がわからない
- テンプレを知りたい
- 注意点があれば知りたい
という方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、「添え状・送付状の書き方と注意点」についてわかりやすく解説していきます。
転職Tipsオリジナル「添え状のテンプレ」は下記からダウンロードして使ってください。
読み飛ばしたい方は目次をタップしてね!
添え状・送付状に書くべき10項目
添え状は、送付状ともいいます。
企業に、必要な書類を送付する際に添える簡単な手紙のことです。
誰から、どのような書類が送られてきたのかがひと目でわかる「もくじ」のような書類です。
添え状に記載する内容
- 日付
- 宛名
- 送り主
- 件名
- 前文
- 応募の経緯・求人媒体
- 志望動機・自己PR
- 面接の申し込み
- 結語
- 送付書類の一覧
上記が記載されていれば問題ありません。
添え状は必ずパソコンで作成しましょう。
エクセルやワードなどを使用しましょうね。
添え状・送付状の書き方
日付
右上に「書類をポストに投函した日付」を記載します。
こちらの日付は履歴書や職務経歴書の日付と同じである必要があります。
記載方法は、和暦と西暦どちらを使用しても構いません。
例
- 2023年11月1日
- 令和5年11月1日
宛名
一段下げた左側に、宛名を正式に記載していきます。
(株)と省略せずに「株式会社」と書きましょう。
採用担当者の名前がわかる場合は「〇〇様」とします。
わからない場合は「採用ご担当者様」で構いません。
部署がわかる場合は忘れずに入れましょう。
例
- 株式会社〇〇
- 人事部 鈴木様
送り主
一段下げた右側に、自分の連絡先を記載します。
- 郵便番号
- 住所
- マンション名
- 電話番号
- 氏名
を書きましょう。
例
- 〒111-1111
- 東京都〇〇区△△×-×-×
- ○○マンション××号室
- Tel:000-0000-0000
- 転職 ジン
件名
一段下げて中央に、件名を記載します。
ここでは「応募書類の送付につきまして」としています。
同じで構いません。
前文
一段下げて左詰で、前文を入れましょう。
前文は、本題に入る前置きとして使用します。
具体的には
拝啓(頭語)+時候のあいさつ+相手の発展を喜ぶ言葉
を入れます。
時候のあいさつは省略しても構いません。
使用する場合は、書類を送付する時期によって使用する文言が変わるため注意が必要です。
提出する時期に合わせて変えましょう。
提出する月 | 時節のあいさつ |
---|---|
1月 | 初春の候/新春の候/厳冬の候 |
2月 | 立春の候/早春の候/残寒の候 |
3月 | 春分の候/春陽の候/浅春の候 |
4月 | 春暖の候/陽春の候/仲春の候 |
5月 | 新緑の候/薫風の候/立夏の候 |
6月 | 小夏の候/入梅の候/梅雨の候 |
7月 | 盛夏の候/仲夏の候/猛暑の候 |
8月 | 残暑の候/晩夏の候/立秋の候 |
9月 | 初秋の候/新秋の候/秋冷の候 |
10月 | 仲秋の候/秋涼の候/秋晴の候 |
11月 | 晩秋の候/向寒の候/菊花の候 |
12月 | 師走の候/初冬の候/寒冷の候 |
例
- 拝啓 晩秋の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
「拝啓」の後は「、」を使わずに「スペース」で1文字分あけましょう!
「ご繁栄」の部分は「ご清祥」でも大丈夫です。
応募の経緯・求人媒体
改行し同じく左詰めで、応募の経緯を記載していきます。
この時、利用した求人媒体も一緒に書きましょう。
例
- このたび○○に掲載されていました住宅営業職種の求人を拝見し、応募させていただきます。
志望動機・自己PR
改行し、志望動機や自己PRを簡潔に記載します。
目安は3〜4行です。
あなたの熱意や強み、意欲を伝える文言を盛り込みましょう。
特に経験やスキルが不足していたり、異業種・異職種にチャレンジする場合は、将来に向けて努力していることなどを書き添えます。
例
- 私はこれまで小売業界に従事し、お客様に喜んでいただけることにやりがいを感じて参りました。
- 今後はお客様により深く関わり、長期的なお付き合いができる仕事をしたいと考え、住宅業界に興味を持ちました。
- 中でも貴社の家づくりのコンセプトに強く共感し、応募させていただきました。
- 未経験ではございますが、建築関連の書籍を読むなどし、勉強を始めております。
面接の申し込み
改行し、面接へのオファーを記載しましょう。
書類選考の次のステップ、面接選考を希望していることを明記しましょう。
例
- ぜひご検討の上、面接の機会をいただけましたら幸いに存じます。
- 何卒よろしくお願い申し上げます。
結語
改行し、右詰で結語を記載します。
文章を「拝啓」から始めているので、「敬具」で締めましょう。
例
- 拝啓〜〜〜〜
- 〜〜〜〜敬具
送付書類の一覧
最後に送付書類の一覧を記載します。
改行し、中央に「記」を記載。
さらに改行し、箇条書き左詰で
- 履歴書 1部
- 職務経歴書 1部(全2枚)
と記載します。
最後に右詰で「以上」と記載し完成です。
例
- 記
- 履歴書 1部
- 職務経歴書 1部(全2枚)
- 以上
テンプレがあるから便利だね!
そうだね!
必要な箇所を変えて使ってね!
注意点
添え状を送付する際の注意点は以下の3つです。
サイズ
添え状の書類サイズは、履歴書や職務経歴書と同じA4サイズにしましょう。
また、添え状は1枚に収めるのがマナーです。
企業側から書類サイズの指定があった場合はそちらの指示を守りましょう。
志望動機・自己PR
志望動機・自己PRを記載するのは大事ですが、書きすぎないようにしましょう。
添え状はあくまで「目次」のような存在なので、びっちり記載するのはマナー違反です。
添え状に関係のない、希望条件なども記載しないようにしましょう。
入れる順番
書類はクリアファイルに挟んで郵送します。
その際に書類を挟む順番は上からこのようになります。
上から
- 添え状
- 履歴書
- 職務経歴書
この順番でクリアファイルに入れましょう。
郵送用封筒について
書類をいれる封筒は、A4サイズの書類が折らずに入るものにしましょう。
上述しましたが、書類はクリアファイルに挟んで送付します。
この一手間が大事だね!
まとめ
今回は「添え状・送付状の書き方」について解説してきました。
まとめるとこのようになります。
添え状に記載する内容
- 日付
- 宛名
- 送り主
- 件名
- 前文
- 応募の経緯・求人媒体
- 志望動機・自己PR
- 面接の申し込み
- 結語
- 送付書類の一覧
添え状・送付状作成の注意点は以下の通りです。
添え状・送付状注意点
- A4サイズで1枚に収める
- 志望動機・自己PRは書きすぎない
- 上から「添え状→履歴書→職務経歴書」の順にクリアファイルに挟む
今回の記事は以上になります。
参考になったら嬉しいです^^
最後まで読んでくださりありがとうございました!
みなさんの転職活動に寄り添えるような発信をしていきます。
これからもお楽しみに!